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受精卵の良し悪し
受精卵の質の良し悪しは、卵の質によって決まるというのは過言ではありません。西洋医学では排卵誘発法が主流です。卵子を多く採る方法でよく使われる排卵誘発法のショート法、ロング法、GnRHアンタゴニスト法を説明します。また、単一卵子排卵誘発法は、クロミッドを活用した月に1個の卵子を作り出す排卵誘発法です。自然周期排卵法とも呼ばれています。


ショート法
GnRHアゴニスト製剤の投与開始と同時にHMG(FSH)を使用する方法です。GnRHアゴニストの初期のFSH(卵胞刺激ホルモン)濃度を高める作用を利用した方法で発育してくる卵胞数が少ない方、卵巣機能が弱って来た高齢の方に効果的です。
GnRHアナログ製剤は、排卵誘発剤が効きやすいようにホルモンの調整を行う製剤のことで、主な製品名はスプレキュア、イトレリンなどです。

ロング法
HMGやクロミッドを投与すると、LHの分泌が認められます。それが卵子の発育に影響を与えるので、ロング法では、GnRHアゴニストを長期間使用することにより、このLHを抑えこみ、卵子が障害を受けずに発育できるように作用します。30〜35歳くらいの方に適用することが多いです。

注射の排卵誘発剤 FSH製剤・HMG製剤(卵子を育てるホルモン製剤)
   主な製品名
   ・ゴナールF(FSH)、フォリスチム(FSH)、HMGフジ、HMGフェリング

経口投与の排卵誘発剤(卵子を育てるホルモン製剤)
   主な製品名
   ・セキソビット、クロミッド

GnRHアンタゴニスト法
月経3日目からFSH製剤やHMG製剤を注射し、卵胞がある程度発育してきたら、GnRHアンタゴニストを注射する方法です。卵巣での早発排卵、つまり卵子が妊娠に適した排卵の時期よりも前に排卵してしまうことを予防する目的で行われます。GnRHアンタゴニスト製剤は、卵子が早く排卵するのを防止する製剤のことで、主な製品には、セトロタイド、ガニレストなどです。


東洋医学では、卵の質が悪い(良い卵が取れない)原因は、卵を作るエネルギーと材料不足と考えています。卵を作るエネルギーは「気」卵の材料を「血」、つまり「気」と「血」が足らないことがあります。もうひとつは、先天的に腎の弱りがあることです。

「気」とは生命を維持する為に必要な目に見えないエネルギーのようなものです。気虚のタイプは、胃腸が弱く、食欲もなく、風邪をひきやすい、手足がだるい、体が冷えやすい、疲れやすい、すぐあざができやすいなど免疫力も弱いタイプです。

「血」とは体のはたらきを物質面から支えている栄養のようなものです。血虚のタイプは、皮膚に色艶がなく、肌ががさつく、頭がぼーとする、冷え性、立ちくらみ、髪の毛が抜けやすい、細くなる、月経量が少ないなどの症状がでます。

先天的に「腎」の弱りがあるタイプは、生理不順、無月経、冷え症、難聴や耳鳴り、男性では精子異常が起きやすいタイプです。東洋医学でいう「腎」は西洋医学でいう尿を排泄する働き以外に、成長・生殖などに影響を与えます。その為、先天的な生命力を蓄える場所=「先天の本」と呼ばれています。「腎」は排卵、月経、妊娠、精子の状態などの生殖、性機能を調節します。


診断と処方例
34歳女性の症状

体外受精をして、何度も卵を採卵するが、グレード低かったり、卵が取れない、受精しても分割できないということで、卵の質をよくしたい。
冷え症で寒がり、いつも疲れやすく、胃もたれがある。風邪もひきやすく、少し動くと汗がどっと出たり、息切れや動機を感じる。立ちくらみもある。冷たいものを食べると下痢をする。

<診断と処方>
生命を支える「気}のパワーやエネルギー不足があるようです。「気」のパワーが少ないと卵を成熟させたりする力が無いために、卵の質が落ちたり、未熟卵や受精率が落ちてきます。この「気」を強化するために、六君子湯と黄耆建中湯を服用いただき、体の基礎を作ってもらいました。そうすると徐々に食欲が出てきて、疲れなくなりました。毎日の生活に活力が出始めた頃、自然妊娠され、無事出産されました。

「気」は生命活動の根源と考えています。日常生活でも冷たいものを控えて、昼間は体をたくさん使って、夜は早めに休むように心がけてもらいました。漢方薬と日常生活の相乗効果が「気」を上げたと思います。


29歳女性の症状
不妊検査では問題が無いが、不正出血がだらだら続く。卵の育ちが悪く、排卵までに時間がかかり、月経周期が長い。月経前緊張症(PMS)があり、イライラや感情が不安定になり、下腹部が張ってくる。病院では、当帰芍薬散のみ処方される。不正出血と卵の育ちを改善したい。

冷えのぼせがあり、寒がり。立ちくらみや耳鳴りがある。良く夢をみる。PMSの症状があるため、憂鬱。月経周期が長いために、排卵日が特定できず、タイミングをとりにくい。全身の乾燥感があり、皮膚がカサカサする。

<診断と処方>
不正出血が続き、血虚の症状がみられます。血虚があるために、卵の材料不足で卵が育たず、排卵までに時間がかかります。きゅう帰膠艾湯は、寒症むきの止血及び補血剤です。血虚の出血を治します。特に下半身の出血に良く用います。養血安胎の効き目がある四物湯に止血効果のある生薬を加えたものが、きゅう帰膠艾湯です。PMSもありましたので、加味逍遥散を足すと、不正出血が止まり、生理もきちんと来るようになりました。

何と2ヵ月後に妊娠されました。流産防止にもなる四物湯をベースにしたのが、きゅう帰膠艾湯で、出血も止まり、着床しやすい環境になったことが、妊娠につながったようです。正しい睡眠が「血」を増やします。取り込んだ食材を体の役立つものに出来るかは、夜の睡眠がポイントです。23時までには、寝るようにしてもらいました。


32歳女性の症状
不妊治療歴は6年、ご主人様が重度精子障害があるため、体外受精を何度もされて2回流産。ご本人も卵が育たない、卵の質が悪いというこで、採卵も出来ないことが多い。PCOもあり、排卵障害がある。生理不順になると、カウフマン療法を繰り返す。手足の冷えが酷く、お腹も冷えて、のぼせがあり、夢を見て、寝ている気がしない。
首肩がこり、立ちくらみがあり、口が渇く、生理不順で疲れやすい。普段からおりものは、ほとんど無い。脂ものを食べると、胸焼けがする。

<診断と処方>
冷えが酷く、卵胞の育ちや生理不順など、腎の弱りがあるようでした。腎の弱りがあると、冷えも増してくるので、腎を強化して、卵巣子宮が正常な状態を取り戻していけるようにしました。腎を強化する六味地黄丸とお血を改善して血流を良くする桂枝茯苓丸で、生理不順を正常に戻すようにしました。六味地黄丸の中に含まれている地黄が胃に障ることがあるので、胃腸薬として安中散も追加しました。また、怖い夢をみることが多いので、加味逍遥散で自律神経を整えて、睡眠の質をあげました。

4ヵ月後、体外受精で、質の良い卵が取れて受精し、凍結しました。それで、子宮内膜の血流を良くして、着床しやすい環境にする為に、当帰芍薬散とおたね人参を2ヶ月服用されて、受精卵を戻し、妊娠されました。その後、一度切迫流産の危険もありましたが、乗り越えられえて、無事出産されました。我が子を抱くことは一生無理かもとあきらめていたので、非常に喜んでおられました。

「腎」を強化して、冷えを改善することで、本来の子宮卵巣の働きを目覚めさしたようです。この目覚めが無いと、いくらホルモン療法をしても、反応が悪い時があります。



痛みや出血等、明らかな症状があっても、なかなか医療機関を受診しない人がいます。特に10代の女性は産婦人科に行くことに対する羞恥心が強いほか、月経や性に関する悩み事を恥ずかしく思いがちです。

また、高齢の女性では、医療機関に行くと、痛いことをされるのではないか、悪い病気だったらどうしよう・・・などといった心配もあることでしょう。そのため出血などで下着を汚しても家族に隠す人が少なくありません。その結果、重大な病気の発見が遅れて手遅れになることもしばしばあります。

女性特有の症状も、女性同士なら話していただけるのではないかと思います。些細な事でも、気になることがありましたら、まずはメール又はお電話にて、ご相談ください。

  メールアドレス kyoko@kyofuku.co.jp
  健康相談電話  052-861-5518